異色の野球マンガ「ONE OUTS(ワンナウツ)」を知ってほしい

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こんにちはマコト(@oshasma)です!

皆さんは「ONE OUTS(ワンナウツ)」と言う野球マンガはご存知でしょうか?

野球マンガは星の数ほどあれど、ひときわ異彩を放つ野球マンガです。

「ONE OUTS(ワンナウツ)」とは

『ONE OUTS』(ワンナウツ)は、甲斐谷忍の野球漫画。正式タイトルは『ONE OUTS Nobody wins, but I!』。単行本は全19巻。集英社の「ビジネスジャンプ」1998年24号から2006年18号まで連載された。
2008年10月より2009年3月までテレビアニメが放送された。またアニメ化に伴い2008年10月1日発売のビジネスジャンプ誌上にて「ONE OUTS 疑惑のオールスター戦編」として短期集中連載され、その後コミックスが第20巻として発行。
引用-Wikipedia

作者は「LIAR GAME」で有名な甲斐谷忍先生です。

「LIAR GAME」のようなスリリングな騙し合いを持ち込んだ野球マンガと思っていただければわかりやすいと思います。

アニメ化の際は、「カイジ」や「アカギ」を担当した萩原聖人さんが主人公の声優をしています。

甲斐谷先生も編集部に「野球版アカギ」と説明しています(笑)

ストーリー

沖縄で行われていた賭け野球「ワンナウト」やその他のギャンブルで圧倒的勝利を収めていた渡久地東亜と、万年弱小球団で優勝経験のないリーグを代表する大打者児島弘道が出会い紆余曲折を経て渡久地はリカオンズに入団します。

活躍の舞台をプロ野球に移した渡久地が自身の持つ卓越した頭脳と洞察力、心理捜査術を武器にリカオンズを優勝へ導くお話です。

渡久地東亜

金髪ツンツンヘアーの主人公。(アイシールド21の蛭魔と外見が似ているwww)

平均120km/hのありとあらゆるストレートを持ち前のコントロールと洞察力で投げ分けます。

外野まで飛ばされたら負けの「ワンナウト」において無敗を誇っていました。

ワンナウツ契約

渡久地が入団したリカオンズのオーナーは、どこの馬の骨ともわからん渡久地との契約を渋ります。

そこで渡久地は自分は働いた分だけもらえればいいと完全出来高制を提示するのですが、その契約内容が

  • ワンアウトで+500万
  • 1失点につきー5000万

という、とんでもない内容。

2016年シーズンの実際のNPBの選手で見るとこうなります
(ソース Baseball LAB

セ・リーグ 
最多勝の野村(C)    −2億1000万
最優秀防御率の菅野(G) +4億5000万

パ・リーグ
最多勝の和田(H)    -4億5500万
最優秀防御率の石川(M) +4億3500万

最多勝を取れるようなピッチャーでも失点が多いとマイナスになってしまう恐ろしい契約です。自責点ではなく失点というのがミソですね。

なので途中から渡久地は「背水のリリーバー」としてチームがピンチの時に登板させられることにもなります。

あの手この手を駆使して渡久地に失点させようとするオーナですが、そんな妨害ももろともせずに窮地を出し抜いていく渡久地の姿はこの漫画の醍醐味です。

見所

球団オーナーとの戦いも「ONE OUTS(ワンナウツ)」の醍醐味の一つですが、野球マンガですのでもちろん相手チームも存在します。

魅力的なエピソードを一つ紹介したいと思います。

反則合戦

普通の野球マンガなら絶対にありえない展開です。

ゆえに、一番「ONE OUTS(ワンナウツ)」の面白さを伝えるにはわかりやすいエピソードだと思います。

前年のリーグ覇者マリナーズを迎えての3連戦。渡久地はオーナーからの指示により3連戦全てに先発登板します。

渡久地の策略によりリカオンズの2連勝で迎えた3戦目、さすがの渡久地も疲労の色が隠せず序盤から失点を重ねます。

3回終了時点で14−0のマリナーズの圧勝ペースでしたが…

実は試合開始前から渡久地は球場に雨が降ることを織り込み済みで、時間稼ぎをしていたのです。

そのことに気づいたマリナーズの高見ですが、すでに球場付近には大雨警報が発令され徐々に雨が降り始めます。

試合は点数の勝ち負けではなく、試合を成立させられるかどうかの勝ち負けに。

ここから少しでも試合を引き伸ばして降雨ノーゲームを狙いたいリカオンズと、早く5回までを終了させて試合を成立させたいマリナーズとの壮絶な反則合戦となります。

しかし、実は渡久地の作戦は降雨ノーゲームで終わらせるのではなく、リカオンズの勝利で終わらせることだったのです。

その秘策とは…

名言集

「ONE OUTS(ワンナウツ)」には名言がたくさんあります。

仕事をする際にも以外と応用できたり(?)するものもあるのでご紹介します。

責任を取るってのはなあ・・・痛い思いをするって事だ。
迷惑をかけた人間が、かぶった以上の痛みを自分も背負うって事だ。
銀の食器を壊した奴は、金を食器を買って返すのさ。
悪臭をまき散らす工場の社長は、その工場の煙突のすぐ横に屋敷を構えるのさ。
それが責任を取るって事だ。

 

過去を見る事にどれだけの意味がある。過去の事が真実を語るならば、
昨年勝率3割3分1厘の俺達は、6割6分1厘のマリナーズと勝負する資格など
無いという事になる。今日のマリナーズに勝つヒントは今日にしかないんだ。

 

何でかね 日本人ってのは弱点を見つけるとそれを消すことばかりに固執する
だが大概は上手くいかないだろう
だったら何で…「弱点をも補って余りある程まで長所を伸ばす」
そういう発想にならないのかね

 

『自分は弱いから』『自分にはできっこないから』
そうやって勝つチャンスを探すことすらしないヤツは真の弱者に成り下がるぞ

 

自信とは『楽観的勘違い』だ
今このチームにはそれが必要なんだ
優勝争いをしていくうえで今後厳しい戦いは続くだろう
しかし戦いの局面が厳しくなればなるほど自身は必ず力に変わる

まとめ

いかかがでしたでしょうか?

野球マンガでありながら、スポーツマンガではありません。

豪速球を投げられるわけでも、消える魔球を操れるわけでもありません。

まして、交通事故で亡くなった双子の弟の代わりに南を甲子園に連れても行きません。

それでも、このマンガは面白いです。

ギャンブル系のマンガが好きな人ははまること間違いなしです。

なんなら野球に詳しくなくても問題なし!

最後にそんなギャンブル要素の多いこのマンガにおいて、思わず涙を流してしまうセリフで締めたいと思います。

自信を持て!!
倉井
お前はグズでのろまで勉強も運動もできなくて‥ほんとにできないことだらけだった
でもそのおかげで本物の宝を見失わずに済んだんじゃないか
先生は知ってるぞっ
他の人間が笑ったり遊んだり楽しんだり
そうやっている間にもお前は何も出来ないおかげで『速い球がなげられる』というそのたったひとつの宝をばかみたいに磨き続けてきたじゃないか
そんなお前の宝がほかのヤツより輝かないわけがない

つづく

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